6wavesが提供する最新作アプリ『三国覇王戦記』。
ここでは、三国時代を背景に壮大なスケールで展開される本作のプレイレビューをお届け!
本作は、三国志アプリの革命と銘打たれた戦略RPGで、
広大な戦場マップをもとに策略を練り、三国の覇王を目指すのが目的。
多数の武将たちが登場し彼らをフルアニメーションで楽しめるほか、自らの城をグレードアップさせていく戦略性など、やり込み度抜群の作品となっている。
また、縦型画面で展開される迫力ある戦場やストーリーにくわえ、武将や城下町、城外マップに至るまでを美しいグラフィックを堪能できる、ハイクオリティなストラテジーゲームである。
物語は、趙雲が戦場でひとりの赤子(プレイヤーの分身)を保護する場面から始まる。
赤子はとある城主の元に預けられ成長していくが、ある時城主が治める町が襲われたことをキッカケに、城主は命を落としてしまう。
自らを育ててくれた城主への恩、そして城下で暮らす民のため、プレイヤーは新たな城主となって乱世を生き抜く決意をするのだった――。
城外で行われる戦闘は、スマホアプリとは思えないほどの広大なマップが舞台。
攻め入る土地や派遣部隊を決定し、敵に勝利することで領土拡大などが行える。
とはいえ、ただ単に攻め入るのではなく、敵軍との戦力比較や戦闘で傷を負った兵士の回復などもしっかり行う必要があり、己の戦略が非常に重要となってくる。
どの土地を攻めるのが効率が良いのか、逆に攻め込むべきではない土地はどこか……。
考え始めると止まらなくなるほどの要素が詰まっているため、ドップリ遊び尽くせる。
城内の施設を充実させることで大きな戦力アップに繋がる。
それぞれ役割が異なる施設が多数存在し、施設レベルを上げることで戦力が上昇していく仕組みだ。
戦いだけでは国の運営が傾いてしまうので、こうした内面もしっかりと管理しよう。
なお、建物の昇級や建築には時間がかかる。
アイテムを使えば即終了できる場合もあるが、必ずしもそうできるとは限らないため、
効率よく時間を使おう。
ある程度戦力が整った後は、城外の領土を拡大していくのがオススメ。
戦闘で新たな領地を手に入れれば、新たな施設の建設も可能になるほか、資源等も入手できる。
ただし、領土が広がるほどに外敵に攻め込まれることが多くなる。
手当たり次第に展開するのではなく、リスクの分散も考えよう。
本作には「ガチャ」の概念はなく、新たな武将を手に入れる主な手段がこの「探訪」だ。
「集賢府」なる施設を建設した後、自軍の武将を派遣して一定時間たつと、
資源とともに新たな武将が登場し自軍に登用可能となる。
ちなみに、この探訪にかかる時間は、序盤における建物の昇級や建設とは比べ物にならないほど長い。
アイテムで時間短縮も可能だが、戦力を集めたい序盤は特に、
ゲーム開始後はいち早く探訪の確認をするのがいいだろう。
探訪で登場する武将はランダム。
派遣する武将の「魅力値」が高いほど登場する武将のレア度もアップするので、
どれだけ魅力の高い武将を派遣できるかがカギだ。